2003年5月号の裏話

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  今回は特に「裏がない」というと変なんだけど、言いたいことはいくらでもあって、書き始めるといくらでも書けちゃって、でもそういうのはこれからどんどん原稿にしてみんなに知らせていくことだから、ここでボソッとささやいていくことではない。ということで、今回の裏は、やっぱ「ナイショ」にした部分になるのかなぁ。
  あの文章から「離婚したこと」がそれに繋がると思った人もいると思うけど、別にそれは流れの中の一つであって、リーダーになったこととは深くは関係なかったりする。結構人生の中ではウェイトを占めているのかもしれないけれどそれは結果としてであって、私の心の中の転機としては、あまり大きな意味をもつものではない。それはまだ整理ができていないってことでもあるんだけど、きっと転換点としてではなく、これからも繋がりをもっていく事なんだと思う。たぶん。 それはともかく。去年の転機の一つがアメリカ行きであったことは間違いないんだけど、それを経験したことで、私の中では、あきらめていた何かをもう一度試してみようという気分が沸いてきたのである。で、身体に力が戻ったら、ここは離れ時だなって考えてて、実は誕生日くらいの時点までは、リーダーになることなどより、いかにしてたんぽぽから身を引くか、を考えている方が大きかったのである。
  ところがその数日後。事件は起きたのである。いや、正確に言うと「起きなかったのである」という方が正しいかもしれない。とあるところへ行って、非常に不快な気分を感じ取った私は、自分が生理的に受付けない事象から逃げることを選んだのである。その選択は、間違っていなかったと思うし、今でも、まぁしょうがないことである、と思っている。でもその時、ある人から「自分が嫌なことから逃げてばかりで何ができるか!」という形のお叱りを受けたのである。お叱りを受けたまま黙っていられる私ではない。それに応えるために私は深く真剣に考えた。
  「私はこれから何をしようとしているのか?」「これからのために今何ができるのか?」「これからのためにやり残したことはないか?」というものを考えた時に、ふと、たんぽぽのことが頭に浮かんで、私は、リーダーをやってから去らなければ、やり残しになってしまうのではないか、という思いに至ったのである。
  決断したら後は素早く。リーダーであった真佐美さんに報告。「やってもいいではなく、やりたい。そしてそういう役員を集めたい。そういうサークルに変えたい。」と宣言。たとえ役員をやりたい人が1人であったとしてもやってやるぞ、という覚悟で年明けから臨んでいたのであった。 幸いにも助けてくれる役員やスタッフに恵まれ、今のところ順調に、去年までとは雰囲気を変えて進めて行くことに成功しているように見える。でもそれは「見える」だけであって、まだ全員に根付いているわけではないし、私の考えは全然理解されていないだろう。これから行事やメンバーの増加によっては難しい局面がたくさん訪れると思う。でも、ここは絶対に譲れない。逃げるわけにはいかないし、やり遂げていかなくてはいけないことなのである。
  そう、私のやり残し。私はリーダーになって何をしようとしているのか? それこそが実は「ナイショ」なのである。ここでもったいつけてどうするんだと言われそうだが、たぶんそれはこれから2年かけてみんながわかっていくことだと思う。そう、私のタイムリミットは2年と考えている。その間に、果たしてどれほどのことを伝えられるのか。お楽しみである。

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