2018年1月アーカイブ

『マジンガーZ / INFINITY』

マジンガーZ好きでありながら、ここ5年くらいで深夜アニメも見るようになった私にとっては、今回の作品はすごく心地よいお話で、とてもジャストフィット、懐かしさも埋め合わせつつ新しいイマドキのものも取り入れた、本当にちょうど良い「完全新作」なマジンガーZだったと。

たぶんに大きな昭和の子ども達はノスタルジックな思い出補正が入ってるので、純粋な感想が持てないと思ったりするこの映画。
でもそうした昭和の子ども達にも楽しんでもらえるものを作ろうと一生懸命昔らしさを出そうと、そして昔あったものを使ったりしようと努力の跡がたくさん感じられます。そして永井作品らしさを出すための強引さ、勢い、エロス、ギャグなどてんこ盛りです。(ただし永井豪氏はこの作品に対してお任せであって、ほぼほぼ関わっていないそうです。)
でも、昔を知らなくても楽しめるものではなくてはならない。そこで平成のアニメとして観ても、確かにいろいろな作品で語られている主義主張は随所に出てくるものの、あくまで最終的に勧善懲悪で落ち着かせるという手法に出ているところ。「マジンガーかっけえ!」って思えるロボットモノとして、まとまっているところに好感が持てます。
観ようによっては八方美人のてんこ盛りで、とても中途半端な印象もあり、私のようにジャストフィットしてる方がおかしいのかもしれませんが、「次はもっと上手くやります」ってさやかさんが言ったように、それでも、やっぱり『マジンガーZ』。すべてはこの名に凝縮されてしまうように、何でもありの最終兵器。どんな形だって良いのです。
いや、そもそも光子力って何よ???

昨年夏。おそらくTwitterだったと思う。
あの『マジンガーZ』が完全新作の映画で甦る。その応援応援のための巨大マジンガーZを作ろうという企画がクラウドファンディングのCAMPFIREで立ち上がった、という情報を得た私は、特に深く考えず、これに乗っかっておけば映画が最速で見られるのかも知れないと思い、その「特別先行試写会にご招待」付のコースに申込をした。
これまでも何度かクラウドファンディングの企画には資金提供を行ってきたが、正直本当に「支援する」という立場で私財を供出(というほどオーバーではないが、自分としてはそんな感じ)してきたので、リターンについては何も手にする必要はないと思ってたのですが、このマジンガーZ企画で初めてリターン目当ての商業ベースに乗っかったクラウドファンディングに手を出した、ということになりました。
ぶっちゃけ、「クラウドファンディングってネット乞食だよね」って思ってる私にとっては、大手の企業とかがクラウドファンディングで資金を集めるって、そんなズルいことしなくても正直に商品売ればいいのに、と思うところではあったのだが、なぜかいともたやすく『マジンガーZ』というおっさんホイホイにまんまと乗っかってしまったのである。うーん、ちょろい私。だって、好きなんだものマジンガーZ。